Hachi Medida

004 志を重ねて

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再生最善線

サーキュラーエコノミーの実現、その道のりは容易ではない。自然との共生において、自然界で分解できないプラスチックをどうするのかも課題の一つだ。一度つくった資源を「再生」すること、それは地球再生とも重なる。プラスチック資源の再生を中心に日本、そして世界でどのような「再生」が行われているのか。その最善策を探っていく。


サーキュラーエコノミーの実現に向けた道のりは遠く、長い。しかし、志を同じくする仲間と叡智を持ち寄れば、最善のルートが見えてくる。

産学連携においても、素晴らしい取り組みが見られるようになった。困難と言われてきた複合プラスチックの再生に強みを発揮するesaと、京都大学の共同研究もそのひとつ。

グリーンケミストリーの第一人者、齋藤敬教授(京都大学大学院 総合生存学館)とベンジャミン マクラレン教授(京都大学 エネルギー科学研究科)が、廃棄プラスチック由来の再生樹脂「Repla®」の物性構造検証や、環境貢献の数値化を学術的に支えているのだ。

これにより「Repla®」使用のビニール袋は、化石燃料から新たに生産したものより原料製造時で84%のCO2を削減することが証明された。バージンポリエチレン100%のポリ袋と比べ、30%「Repla®」を配合することで、10%のコストダウンが見込めることもわかっている。

京都大学との共同研究や学術的な検証によって、esaの特許技術の社会実装は加速した。複合プラスチックの再生が、専門性の異なるプレイヤーの志を複合的に重ねる産学連携の象徴となることを願う。

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