Hachi Medida

003 燃やすは闘志

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再生最善線

サーキュラーエコノミーの実現、その道のりは容易ではない。自然との共生において、自然界で分解できないプラスチックをどうするのかも課題の一つだ。一度つくった資源を「再生」すること、それは地球再生とも重なる。プラスチック資源の再生を中心に日本、そして世界でどのような「再生」が行われているのか。その最善策を探っていく。


日本のプラスチックリサイクル率は80%を超える。しかし、回収されたプラスチックの多くは、製品には生まれ変わらず焼却される。焼却熱をエネルギーに変換するサーマルリサイクルが主なのだ。サーマルとは「熱の」を意味する。

海外では、この手法はリサイクルに該当しない。リサイクルに「循環」「回る」の意味があるように「プラスチックの製品や材料、原料に再利用する」ことをリサイクルする。

なぜ、日本は燃やしつづけるのか。再利用のためには、溶解してペレットという原料にする。しかし、高いプラスチック技術を誇る日本では、複数の素材を使った「複合プラスチック」が好まれている。ここに課題がある。素材の融点がバラバラで、溶解技術やコストが見合わない。燃やすほうがラクなのだ。

この課題に挑むesaは、素材や割合が違っても、最適にペレット化する圧力・温度調整技術を持つ。グッドデザイン賞を受賞した独自技術だ。企業のリサイクルスキームの再構築も支援し、ゴミの仕分け・配送方法の見直し、リサイクル素材の再利用法や販路の開発、廃プラを活用した新製品の企画まで伴走する。技術とクリエイティブで複合的な課題を架橋し、解決するのだ。

気候危機を止めるesaの熱い挑戦に連帯したい。廃プラではなく、変革の闘志を燃やすべきだ。

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