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「地球を感じる」マインドフルネス

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「疲れたな」と感じた時、心を落ち着かせてくれる方法は何ですか?たくさんの情報が溢れ、目まぐるしい変化が起きている今の社会。どうしたら心を楽にできるのか。この連載では心理学者・臨床心理士の黒川由紀子さんに「マインドフルネス」を軸に、心を豊かにするためのヒントをご紹介いただきます。


地球は、「平らだ」とか、「円盤状だ」とか、「亀や象の上に乗っている」とか、「海の上に乗っている」とか言われていた時代がありました。ピタゴラスやプラトンは「地球が丸いのではないか」と推測していましたが、約2400年前にアリストテレスが地球は丸いと、根拠をあげて説明したと言われています。

皆様は、地球が丸いと感じることがあるでしょうか。地球の裏側を感じることはあるでしょうか。アマゾンの森林が伐採されていることが問題となっていますが、森林を大量に伐採して大都市を作ったり畑を作ったりしてきた国はたくさんあります。

三浦豪太さんの「地球はそんなにやわじゃない、エベレストに行ってみればわかる」との言葉が心に残っています。

前置きが長くなりました。「地球を感じる」マインドフルネスをしてみましょう。まずは呼吸を続けながら、大地を踏みしめます。大地は土、草、砂、水底などで感じやすいでしょう。素足がベストですが、怪我のリスクは避けましょう。靴下、靴、マリンシューズなどを履いた方がいいかもしれません。

46億年の地球の歴史、その後の生命の歴史に思いを馳せ、地球の一部である自分を感じてみましょう。飛行船やロケットに乗って地球を周遊するイメージを持つのも良いかもしれません。

悠久の時の流れの一部に在る自分に意識を向けてみれば、日々の悩みがちっぽけなものに思えてくるかもしれません。もっとも、小さい存在としての自分が、ちっぽけな悩みに向き合い、そこにとどまることも時には必要なことでしょう。

マインドフルになるおすすめのスポット

水辺。海、湖、川。水が動く場所では、心も身体も動き、揺らめく光の反射を観て、落ち着いた気持ちになります。外出できないときは、シャワー、お風呂、水道の蛇口でもオッケーです。水の音を聴き、水に触れ、水を眺めながら呼吸に意識を向けていきましょう。

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黒川 由紀子

心理学者、臨床心理士。上智大学名誉教授、黒川由紀子老年学研究所所長。特に高齢者の心理臨床を専門とする。これまで医療機関や福祉施設等で認知症の人への心理療法を専門職やボランティアと共に行ってきた。現在回想法グループ、自分史年表講座、マインドフルネスの会、歌・音楽を楽しむ会等を運営している。年を重ねる豊かさを多世代で共有できたらよいと考えている。

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