Hachi Medida

Autumn / 003

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野生動物の生きる世界と人の営む世界との境目となる里山。人が手を入れ続けていくことで調和が保たれ、その自然の恵みが里の暮らしを支えてきました。自然と人が織りなす四季折々の姿。里山からのお便りを写真とともにお楽しみください。


Autumn  / 003

豪雪地帯としても名高い小滝では、秋の作物がひときわ賑やかに感じられるもの。長い冬に向けた仕込み作業も忙しくなります。

「今日はこれから孫たちが遊びに来るからね」と、採れたての大根や蕪を洗うおばあちゃん。

天日干しで紅色鮮やかに光る花豆。

干された大根はベランダのディスプレイ。

できたばかりの野沢菜の浅漬けをご近所に振る舞う。

冬の間だけは土からあげられ、屋内で過ごす蒟蒻。3年程の歳月をかけて育てていく。

霜がおりて傷まないよう白菜の葉を紐で縛って保温する、野菜づくりの知恵。

洗って、干して、剥いて、漬けて・・女衆(おんなしょ)の手の中で冬支度は進んでいく。

北風にそよぐススキや菊の花々。田んぼの畔にも行秋の情緒が漂う。

【撮影地 長野県栄村 小滝集落について】

長野県の最北端に位置する「長野県栄村」。積雪量日本一(1945年7m85cm)を記録したこともある日本有数の深雪地帯で、日本の原風景が色濃く残る地域でもあります。「小滝」は栄村内に31ある集落のひとつ。日本一の大河である千曲川(信濃川)沿いに14戸の家々が佇む小さくも美しい集落です。


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